「Think Simple アップルを生み出す熱狂的哲学」ケン・シーガル
シンプル教の教祖様であるジョブズの狂信者を3分で紹介
目次
一言紹介
スティーブジョブズの歴史と共にシンプルという戦略について記されています。素晴らしいアイデアの溢れる組織を生み出すシンプルの伝道師を目指しましょう。
著者
ケン・シーガル
・12 年間スティーブ・ジョブズと広告のクリエイティブディレクターとして 仕事
・伝説のThink Different キャンペーン、iMac 命名
本の内容
シンプルさを信じる
一見簡単に見える「シンプルさこそ最強の戦略」だと信じましょう。最小限の時間や資産の消費で最高の成果を得られます。あらゆるものは勝手に複雑になりますが、妥協してはいけません。数多の優秀なアイデアすら削ぎ落としたに誇りを持ちましょう。
最小を目指せ
重要な案件こそ少数精鋭のチームにしっかりとした権限を与えましょう。プロジェクトは参加者が増えると手続きも内容も複雑になり、成果の質は低下します。アイデアを出す以外のことは最小を目指しましょう。
アイデアにひれ伏せ
プロセスではなくアイデアに従いましょう。リスクのある優れたアイデアのために全てをかけて戦いましょう。アイデアを出すための話し合いは価値がありますが、アイデアは通るプロセスが多いほど輝きを失います。
創造性を愛せ
創造性を重要視する組織を作りましょう。頭の良いい人ではなく、創造性を愛せる人を集めましょう。正式なプレゼンではなく創造的なアイデアこそ価値があります。
感想
ジョブズになる必要はない
本書で示されているジョブズの成功例は組織全体の考え方の基盤を作るのには有効な戦略ですが、サラリーマンとしてはシンプルにすることを常に選択肢に入れるくらいでいいと思いました。
取捨選択の重要性
シンプルにするためには多くのものを捨てる必要があります。この取捨選択の能力こそビジネスマンとして身につけなければならない能力だと感じました。
信じるものは世界を救う
本気で自分の正しさを信じていると思われるエピソードが多いです。何かを成し遂げるには自分が世界を変えられると信じる必要があるのかも知れません。
今何をすべきか?
シンプルと共に在れ