いつか偉くなる妻への読書メモ

3分で読めるビジネス書等の要約

「自分の中に毒を持て」岡本太郎

「芸術は爆発」情熱に生きた非常識人間の渾身の一冊を3分で紹介

目次

一言紹介

幼いころから自身の情熱と信念のみを頼りに生き抜いた芸術が趣味のおじいちゃんのお話。常識人間を捨てて自分の情熱、信念と心中する爆発的な生き方をしましょう。

著者

岡本太郎

芸術は爆発だ」で有名な芸術家。29年に渡仏し、パリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。 パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。 70年大阪万博太陽の塔を制作し、国民的存在になる。 96年没後も若い世代に大きな影響を与え続けている。

本の内容 

成功とは挑むこと

人生の成功とは自分の夢に向かってどれくらい挑んだかで決まります。失敗しても再挑戦できるし、本当にダメでも気持ち的にはスッキリします。

今すぐ試す

やりたいと思った瞬間に試しましょう。続くかどうかは関係ありません。過去や未来ではなく、この瞬間に全てを注ぎましょう。

危険な道を選ぶ

迷ったら必ず危険だと思う選択をしましょう。あなたが望んでいるから危険で非常識な選択肢が出てくるのではないでしょうか?

爆発は無限に広がり続ける情熱

爆発は音もしないし、物も飛び散りません。自分の中の情熱に無条件で従い、発散し続けることです。人生を賭けて爆発しましょう。

感想

熱量がすごい

気持ち99%、その他1%って感じの内容でした。ビビりな私も爆発的に生きてみたいと思ってしまうくらい念がこもってます。

常識的に生きている人には劇薬

本書に書いてある生き方は人生を劇的に変える可能性がありますが、実行するには精神的なタフさがかなり要求される劇薬です。こういう生き方の選択肢もあるというくらいの認識でも良いかもしれません。

今何をすべきか?

少しだけ自分探しをしよう

皆さんはおそらく仕事には全情熱を注いでいると思います。ただ、忙しくしていると本当にやりたいことを見落としているかも知れません。まずは「趣味」でググってみましょう。1年間自分探しの旅に出るのは無理でも10分間ネットの海を漂ってみることは出来ると思います。自分の世界を少しずつ広げて、情熱を100%注げる場所にたどり着きましょう(最終的に今の場所でもいいと思います)。

自分の中に毒を持て<新装版>

自分の中に毒を持て<新装版>

 

 

「完訳 7つの習慣~人格主義の回復~」スティーブン・R・コヴィー

20世紀に最も影響を与えたビジネス書を3分で紹介

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一言紹介

我々が最も気になる自分の成功に加えて、他者も巻き込んだ公的成功を目指す本。成功者を遥かに越えた先にある人格者になりましょう。

 著者

ティーブン・R・コヴィー

自分の運命を切り開くための奥深いアドバイスをわかりやすく教えることに生涯をささげ、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人25人に選ばれている。 147の国にサービスを提供する世界屈指のプロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者でありユタ州立大学商経学部終身教授。

本の内容 

人類共通の根本的な真理である原則に基づいて、以下の7つの考え方で動けば必ずよい結果に結び付きます。
第1の習慣 主体的である
自身の反応は自分で決めることができることを自覚しましょう。刺激と反応の間のスペースを意図的に使うことが最初のステップです。
第2の習慣 まず終わりを思い描く
自分の葬式の理想的な弔辞を考えてみましょう。家族、上司、部下、クライアント等のあらゆる人からの理想の弔辞こそがあなたの目指すべき姿です。あなたの目指す姿に近づく目標を立てましょう。
第3の習慣 最優先事項を優先する
重要度が高く、緊急性の低いことを優先しましょう。重要度が低いことは自分ではやらない理由を示して遠ざけましょう。
第4の習慣 WIN-WINを考える

 一人ずつでは思い付かない素晴らしい第3の案の存在を信じましょう。お互いに満足できる最良の案を模索するための時間が会議や面談です。

第5の習慣 まず理解に徹し、理解される

相手の目的を完全に理解するまで話に共感し、その後で自分の目的を恐れずに相手に可能な限り伝えましょう。診察しない医者が出す薬を飲みたがる人はいません。第3の案は相互理解から生まれます。

第6の習慣 シナジーを作り出す

 違いを尊重しましょう。完全に同質であれば片方は不要です。うまくいけば爆発的に色々良くなるのでテンション上げていきましょう。

第7の習慣 刃を研ぐ

 肉体、精神、知性、社会・情緒の4つを磨きましょう。筋トレしながら(肉体)、音楽を聴いて(精神)、本を読みまくって(知性)、人生上手くいってると思いこめれば(社会・情緒)完璧です。

感想

原則は永遠の謎?

本書では原則が大事と繰り返し言っているが、原則とは何かを明示していませんでした(私の理解力レベルの問題かもしれません)。原則というそれに従えばなんか上手くいくものを追求し続ける姿勢が大切なのかもしれません。

人格者への道は果てしない

正直言ってることが高レベルすぎて、納得感が薄かったです。これは私のレベルが低すぎるせいだと思いますので、自分のレベルが上がったと思ったタイミング(管理職になるタイミング等)で読み返す必要があると思います。

今何をすべきか?

まずは深呼吸しよう

働いていると色々な困ったことが起こると思います。大量の緊急性の高い仕事、上司や部下の意味わからん発言などなど、いくらでも想定を超えた刺激が降りかかってきます。そんな時に反射で動くのではなく、一呼吸おいて相手の考え方や自分の目標などに思いを巡らすことが主体的に生きることに繋がるかなぁと思いました。

 

 

 

いつか偉くなる妻のために

自己紹介

勤めていた会社が転勤が多く、同じく転勤族の妻と全く一緒に住めなかったため会社を辞めた。今はプログラミング等の好きな勉強をしている自由な無職。

 

始めた理由

妻は大企業でバリバリ働いており、我が妻ながら頭も良いのできっと上手いこと仕事をこなして出世街道を突き進めると思います。

でも仕事をこなしているだけだと偉くなったときに困ると思うのです。プレイングとマネジメントで求められ能力が異なるため、今までのやり方が通じなくなる日も来ると思います。

いっぱい部下を持って難しい経営判断を迫られるようになったときに、できるだけ困らないように新しい考え方をインプットして欲しいのですが、私にはそれを教えられるような経験も知識もありません。

そこで何かいい方法は無いかと色々調べてみたところ、偉い人はみんなめっちゃくちゃ本を読むとのことでした。

なので私がビジネス書等を読んで、まとめたものをこれから出世する妻に向けた手紙として記すことにしました。

いつか偉くなる全ての人たちにもお役立ていただけると幸いです。

 

追伸

本ブログの内容には大量に私個人の解釈が入っておりますので、「私が本を読んで学んだことと全然違う」とか「この本ではそんなことは言ってない、嘘つくな」という意見もあると思います。その際には是非コメントで教えてください。内容を変更したりはしないかもしれませんが、私の勉強にもなるのでうれしいです。

最後になりましたが、内容が適当なことに対する謝罪と最後まで目を通して下さったことに対する感謝をお伝えさせていただきます。

 

「新訳 ハイパワーマーケティング」ジェイ・エイブラハム

 全米でマーケティングのバイブルと言われている伝説の名著を3分で紹介

目次

一言紹介

  目指せお客様満足度1000%って感じの内容です。誰かより圧倒的に優秀な人はほとんどいないが、 卓越した戦略をによって圧倒的な結果を出すことは出来ます。卓越した戦略とは何かを学び、圧倒的な結果を出しましょう。

 

 著者

ジェイ・エイブラハム

 企業に成長戦略を提供することに焦点を当てたマーケティング·コンサルタント会社、エイブラハム・グループの創業者兼CEO。2000年にアメリカでトップ5の経営コンサルタントの一人として挙げられるようなすごい人。

 

本の内容 

 卓越論という考え方を元にビジネス戦略のアイデアと検証法について詳しく記されています。

卓越論

 相手の望むものを考え抜いて、商品を提供することが他を圧倒するという考え方。多くの場合、クライアントが本当に望むものは物体ではなく体験です。以下の3つの手法がおすすめです。

①最高のオプション

 自分の商品でクライアントが完全に満足できるようなオプションを用意しよう。本当に欲しいものが用意されていれば、進んで追加料金が支払われます。

②リスクリバーサル

 商品に保証を付けましょう。クライアントが買わない理由(特に心理的なもの)が全て取り除かれれば買うしかありません。 

③クライアントの復活

 購入しなくなったクライアントには、その理由をしっかりと確認しましょう。 再購入の気まずさや手間を無くせば復活するかも知れません。

 

最小ロット検証

 新しい商品(戦略)は可能な限り小さいロットで実施しましょう。商品が良いか判断するのはあなたではなくクライアントです。多数の戦略を検証結果ベースで議論しましょう。

 

感想

ビジネスマンは暗記するまで読むべき一冊

 目の前の仕事に追われていると忘れがちなビジネスの基本を思い出させてくれますし、戦略のアイデアや検証方法まで紹介してくれているビジネスの指標となる本だと感じました。

結局最適な戦略は自分で見つけるしかない

 非常に内容の濃い本書ですが、(当たり前ですが)誰にでも適応可能な絶対成功する販売戦略が記載されているわけではありませんでした。自分で自分の最適な戦略を検証し続けるのが大切なのだと感じました。

 

今何をすべきか?

自分のクライアントの満足度を評価しよう

自分という商品を購入しているクライアントが誰なのか、そのクライアントが1000%満足しているかを考えてみましょう。一週間に一回10分でもクライアントの満足度を評価することはいずれ部下を持った時、難しい経営判断を迫られるようになったときに役立つ経験になると思います。