いつか偉くなる妻への読書メモ

3分で読めるビジネス書等の要約

「完訳 7つの習慣~人格主義の回復~」スティーブン・R・コヴィー

20世紀に最も影響を与えたビジネス書を3分で紹介

目次

一言紹介

我々が最も気になる自分の成功に加えて、他者も巻き込んだ公的成功を目指す本。成功者を遥かに越えた先にある人格者になりましょう。

 著者

ティーブン・R・コヴィー

自分の運命を切り開くための奥深いアドバイスをわかりやすく教えることに生涯をささげ、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人25人に選ばれている。 147の国にサービスを提供する世界屈指のプロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者でありユタ州立大学商経学部終身教授。

本の内容 

人類共通の根本的な真理である原則に基づいて、以下の7つの考え方で動けば必ずよい結果に結び付きます。
第1の習慣 主体的である
自身の反応は自分で決めることができることを自覚しましょう。刺激と反応の間のスペースを意図的に使うことが最初のステップです。
第2の習慣 まず終わりを思い描く
自分の葬式の理想的な弔辞を考えてみましょう。家族、上司、部下、クライアント等のあらゆる人からの理想の弔辞こそがあなたの目指すべき姿です。あなたの目指す姿に近づく目標を立てましょう。
第3の習慣 最優先事項を優先する
重要度が高く、緊急性の低いことを優先しましょう。重要度が低いことは自分ではやらない理由を示して遠ざけましょう。
第4の習慣 WIN-WINを考える

 一人ずつでは思い付かない素晴らしい第3の案の存在を信じましょう。お互いに満足できる最良の案を模索するための時間が会議や面談です。

第5の習慣 まず理解に徹し、理解される

相手の目的を完全に理解するまで話に共感し、その後で自分の目的を恐れずに相手に可能な限り伝えましょう。診察しない医者が出す薬を飲みたがる人はいません。第3の案は相互理解から生まれます。

第6の習慣 シナジーを作り出す

 違いを尊重しましょう。完全に同質であれば片方は不要です。うまくいけば爆発的に色々良くなるのでテンション上げていきましょう。

第7の習慣 刃を研ぐ

 肉体、精神、知性、社会・情緒の4つを磨きましょう。筋トレしながら(肉体)、音楽を聴いて(精神)、本を読みまくって(知性)、人生上手くいってると思いこめれば(社会・情緒)完璧です。

感想

原則は永遠の謎?

本書では原則が大事と繰り返し言っているが、原則とは何かを明示していませんでした(私の理解力レベルの問題かもしれません)。原則というそれに従えばなんか上手くいくものを追求し続ける姿勢が大切なのかもしれません。

人格者への道は果てしない

正直言ってることが高レベルすぎて、納得感が薄かったです。これは私のレベルが低すぎるせいだと思いますので、自分のレベルが上がったと思ったタイミング(管理職になるタイミング等)で読み返す必要があると思います。

今何をすべきか?

まずは深呼吸しよう

働いていると色々な困ったことが起こると思います。大量の緊急性の高い仕事、上司や部下の意味わからん発言などなど、いくらでも想定を超えた刺激が降りかかってきます。そんな時に反射で動くのではなく、一呼吸おいて相手の考え方や自分の目標などに思いを巡らすことが主体的に生きることに繋がるかなぁと思いました。